黄色い柑橘類

一見、柚子かと思われるかもしれないですが、
実はこれは、カボスです。

カボスというと、青い(実際には、濃い緑)というのが、
当たり前と思われています。

この黄色いカボスは、木になったまま、黄色くなるまで熟成された
ものなんです。

要するに、熟しているという事です。農家さんが採り忘れて、
うちに連絡が来ました。

熟したカボス、酸がとても柔らかく、果肉の甘みもあり、爽やか。

色々な料理に使える優れものです。

カボスや、スダチは青い時期に採るのが当然と思われていますが、
青いのもよし、熟した黄色いのもよし。

私は、熟した方が好みです。

柑橘ではないですが、りんごやトマトなども、木や枝についたまま熟したものは、
本当に美味しいです。

でも。日持ちがしないので、流通にはのりません。

今回の黄色いカボス同様、流通にのらないものと思われているものこそ、
深い味わいあり、大切に使わないといけない素材だと、私は考えています。

 
11月23日は、ランチ営業のみで、
夜の営業はお休みいたします。

よろしくお願いいたします。