二匹で、約5キロのボラ

藤本さんから、
「芳賀さん、ボラが獲れたけど、要る?」

しまなみ海道 大島で、ボラは滅多に獲れないので、
とても貴重。

ボラ?食べれるの??

と、思われる方が多いと思います。

今がボラの旬なんですよ。

 

スパイクで脳天に穴を開けて、神経〆

ボラって、魚自体 力が物凄く強くて、
このように神経〆するには、〆る方も相当な力が必要となります。

簡単に神経〆と、いつも伝えてしまっておりますが、
大きい魚から小さな魚まで、一匹一匹、このように手間がとてもかかる
作業なんです。

でも、神経〆することにより、魚自身のポテンシャルを最大限に引き出すことが
できるんです。

本当に、産地の方々に感謝です。

ボラの卵が、カラスミとなります。

藤本さん
「卵巣入ってたら、ラッキーやね」

「入ってたら、カラスミにして送り返すわ(笑)
お歳暮だね^ ^」

なんて、話していたのですが、
白子でした。

でも、藤本さんの神経〆処理された白子ですから、
味わいがクリア。

白子の塩辛にしようと思います。

他の魚の白子でも塩辛を作るときもありまして、
うちの隠しメニュー。

ボラ 抜群な脂!

ボラのお腹。

みてください!こんなに、脂が!!!

こんなに脂がのったボラは、滅多にありません。

どうしようかな…、お刺身でお出ししようかな…

焼き物にしても、抜群なんです。

数年に一度しか入荷しない、しまなみ海道 大島の神経〆ボラ。

天然素材とは、一期一会。

産地の方々が自信を持って送ってくれる魚たちです。