厳選した天然アワビを、料理人　芳賀博康が考え出した　2段階加熱により、
柔らかく仕上げてあります。

1回目の加熱で、アワビから出汁を引き出し、2回目の加熱で、
アワビの出汁を身に含ませるという技法を使っておりますので、
アワビを口にすると、アワビの出汁が口いっぱいに広がります。

 

年に数回しか当店にも入荷しない浜鯛。

聞き慣れない方が多いと思います。

関東の市場では、尾長鯛と呼ばれていまして、
深海に生息しています。

水揚げの数が非常に少なく、市場にほとんど流通することがありません。

非常にレアな魚を、今回の酒菜詰め合わせに、お入れすることに
いたしました。

和味りん特製　冷めても硬くならない西京漬け。

同じ製法で漬け込んでいる、サワラ西京焼き、目鯛西京焼き等
ランチで絶大な人気がございます。

金目鯛

年々水揚げが減少している魚です。

南房総で水揚げされた金目鯛を西京漬けにいたしました。

浜鯛に続き、こちらも希少な魚となっております。

 

希少部位　ミンク鯨のさえずりベーコン

さえずりとは、くじらの舌の事です。

塩をいれて、寝かせてと、約1ヶ月かけて
仕上げております。

なかなか入手が難しいさえずりですが、今スライスしたものを、
酒菜詰め合わせに入れます。

 

うねすとは、鯨のお腹の部位。

魚ですと、腹身と言われる部位です。

画像のように、赤身と脂のバランスがよいので、
ベーコンにするのに、最も向いている部位です。

鯨ベーコンを作ることで、1番難しいのが歯切れ。

歯応えはあるものの、噛むごとに旨味が口の中に広がり、
歯切れよく食べれる仕上げとなっています。

赤身の弾力は、味わいがとてもありますが、
硬くなり噛み切れないものが多いと思います。

長年の研究で、2段階に加熱して、噛み切れる製法を開発しました。

ただ、柔らかいものを作るのは、圧力をかけると出来上がりますが、
歯応えのある硬さを保ち、噛み切れる状態にもっていくのは、
なかなか苦労いたしました。

今回の酒菜詰め合わせは、うねすベーコン、さえずりベーコンの2種類を
お楽しみいただけます。
 

天然の蕗の薹を使った、ふきのとう味噌。

新春の春を感じていただこうかと思いまして、
お入れすることにいたしました。

そのまま召し上がっても、ご飯と一緒に、
胡瓜やみょうが、エシャレットなどにつけて召し上がると、
お酒のおつまみになります。

西京味噌、米味噌を使い練り上げていますので、
柔らかい味わいとなっております。