鹿児島の初鰹が出始めてきました。

寒い冬から春へ…

初鰹は、移りゆく季節を感じさせてくれます。

よく一般的に聞かれるのが、初鰹は脂がない。

秋の脂がしっかりのる、三陸から千葉で水揚げされる鰹と違い、
東シナ海から鹿児島に北上してくる初鰹の醍醐味は、赤身本来の旨さ。

あまり例えは、正しくないかもしれませんが、
牛肉にすると、サーロインやカルビと赤身の旨味のフィレやロースの
違いに近いような気がします。

わたしは、若い時から焼肉は赤身派で^_^





 
初鰹は、もっちり。噛むごとに旨味が口の中に広がります。

その香りは、華やかと私は感じています。

その華やかな初鰹の香りを感じながら食べて、
身体は春を感じる。

山菜のほろ苦さも、身体が春を認識する大切な食べ物と、
聞いたことがあります。

初鰹も、そのように思います。

これからがシーズンの鰹。

ぜひ、お召し上がりいただきたいです。