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茨城 来福酒造を訪ねて2

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茨城は筑西市。

1716年(享保元年)、近江商人が筑波山麓の良水の地に
来福酒造を創業。

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茨城の中でも、老舗の蔵元さんです。
それでは、十代目蔵元 来福酒造さんの社長を
ご紹介します。

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こちらが、社長 藤村さんです。

年齢は38歳、私の二つ上ということで、
とても話がはずみました。

高校の時に、農大一高に進み、
醸造を学ぶべく、東京農大で勉強されたそうです。

そして、卒業と共に、筑西に戻り、
来福酒造を継いだそうです。

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なんと、来福酒造さんは、約40種類の日本酒を
造っています。

いろいろなお酒を試飲してきました。

冷却して、零度以下に下げ、アルコールと
濃いエキスだけを抽出して造った25度の日本酒や、
酒米を8%という、極限まで削って造った日本酒というのも
ありました。

一般的な大吟醸で、精米度は、50%を切るぐらい。
最近の純米吟醸酒は50%のものが多いです。

それをなんと、8%まで削る・・・。

米を削るだけでも、1週間かかるそうです。

いやぁ、びっくりです。

藤村さんの名刺に書かれていた肩書きが、
「醸造エンジニア」なるほど、うなずけます。


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この日は、28種類の日本酒を試飲。

+18度の激辛日本酒も飲んでみたのですが、
確かに辛いのですが、のど越しよく、
辛さの違和感がない。

いろいろなお酒を飲む中で、来福さんの日本酒の
バランスのよさに惚れこみました。

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東京農大時代の恩師のすすめで、
花から抽出した酵母を用い、日本酒を醸造。

大胆な酒造りを行っています。

藤村さんの恩師の方の情報をこちらに
リンクします。

これは、桜から採った酵母で造ったお酒。

桜の花の香りがほのかに。

面白いお酒でした。

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中でも、私が一番気に入ったお酒は、
こちら!

酒米は、山田穂をつかった純米吟醸酒。

すっきりとしたのどごしながらも、味の深さがあり、
料理との相性がよさそうなお酒。

藤村さんに酒造りについて語ってくれました。

「酒造りを肉料理に例えるなら、米は肉(食材)、
酵母はスパイス、麹は火加減です。日本酒造りと
料理とは、以外と似ているんですよ。どのようなバランスで
醸造させるか?そこが酒造りの難しいところです。」

なるほど~。

和食の煮物などは、素材をカツオ出汁、酒、味醂、薄口醤油等の
調味料を使って素材の持ち味を引き出します。

素材と出汁をいかに調和させるかが料理の、
一番気を使うところです。

藤村さんのお話しはとても興味深く、面白い。

日本酒をより深く知りたくなる。

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来福酒造さんの蔵は、歴史を感じるほど、
趣きがある古さだが、より正確に品質のよい妥協のない酒造り
のため、最先端の機械を導入されています。

いつか、来福酒造 藤村さんと一緒に日本酒を
造ってみたい・・・。

もしかしたら、現実となる日がくるかもしれません。

来福酒造、いい蔵元に出会えました。


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さぁ、本日のおすすめは、
来福酒造さんの来福 純米吟醸 山田穂!

食材は、銚子の生メバチマグロがおすすめです。

昨日入荷のノドグロ、焼きものは根室のキンキ等、

岩手の松茸で土瓶蒸しなど。

日本酒と共にいかがですか?

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